レコパル

2016年3月1日

レコパルとは?

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このサイトの名前の一部にもなっている「レコパル」。
その歴史を紐解くと、1974年創刊された雑誌『FMレコパル』にたどり着きます。

RECOPAL_1974

1974年の創刊号

当時はデータ化されたハイレゾ音源はおろか、CDでさえ登場していない時代。
街のレコード店でアナログレコードやカセットテープが普通に売られていた時代に、あるブームが起こりました。それが「エアチェック」です。

「エアチェック」とは、FMから流れる様々なアーティストの曲やライブをテープに録音し、自分のライブラリーとして楽しむをこと言います。AMと違って当時のFMでは「曲の頭と終わりにナレーションをかぶせない」「できるだけ原曲の長さで放送」する番組がたくさんありました。こうした番組で放送される曲を前もってチェックし、その時間になるとカセットデッキの座って、曲の開始とともに録音を開始するという……まさに一発勝負のレコーディングにも似た雰囲気がありました。

ではどうやって人々は前もってFMから流れる曲を知るかというと、FM番組表が巻末についたFM誌を買っていたのです。そんなFM誌のひとつが『FMレコパル』です。レコパルの語源のひとつは、このようなFM放送をレコーディングする仲間(Pal)にあるとも言えるでしょう。

ちなみにこの『FMレコパル』、もともとはコミック誌『少年サンデー』の増刊です。『FMレコパル』というとナマズのマークを思い出す方もいらっしゃるかもしれませんが、このナマズのマークは今でも小学館のコミック誌(例えば『ビッグコミックスピリッツ』『ビッグコミックスペリオール』『ビッグコミックオリジナル』『ビッグコミック』など)の表紙を見ると発見することができます。

さて、FM放送が貴重な音楽ソースだったことには違いありませんが、『FMレコパル』はレコードプレーヤーやアンプ、スピーカーといったオーディオ全般から、ロック、ジャズ、クラシックなどの音楽そのものまで、様々な「音」の楽しみ方をテーマにしていました。人気イラストレーター・マルディロによるオリジナルカセットレーベルや有名ミュージシャンをマンガで描いた「ライブコミック」など、「音」を愛するたくさんの読者=「音の仲間(レコパル)」の幅広い共感を得て、一時はなんと50万部も売れていたというのですから、当時のオーディオブームの凄さの一端を垣間見る思いです。

レコパル表紙out修正8確認

『FMレコパル』は95年に休刊となりましたが、もしそのまま続いていたとすれば、2014年が創刊から40周年の記念すべき年でした。「だったら……」ということで、1号限定で復刊したのがこの『FMレコパル2014』です。

そして、『FMレコパル』の創刊から40年が過ぎ……。時代は変わって、音楽ソースもFMからハイレゾ音源になりました。

「ハイレゾレコパル」はかつての『FMレコパル』のDNAを受け継ぎながらハイレゾに特化した情報を発信していきます。SHUREやaudio-technicaという名前を聞いて当たり前のようにイヤホン・ヘッドホンを思い浮かべる若い世代も、逆にアナログのカートリッジを思い浮かべるレコパル世代も等しく楽しんでいただければと思います。

 

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