DAC・ポータブルアンプ

2017年3月20日

【ポータブルオーディオLab】驚愕の音場感と解像感 CHORDの最新モデル『Hugo 2』がかなりヤバイ!

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スペックだけではなく、卓越した音場感に驚く!

発表会会場には試聴用の『Hugo 2』のシステムがいくつかあった。MacBook AirのAudirvana PlusからUSB接続して、Astell&Kern『AKT5p』に接続されたものを聴くと、まず解像度の高さに驚く。この楽曲はこんな録音だったのか。あるいはこのヘッドホンこんな音だったのかと思うほど音が違う。特に『AKT5p』は密閉式なのに、開放型のbeyerdynamic『T1』のような立体的な音場感が再現される。左右の広がりに加えて奥行き感。ヘッドホンの音は頭内定位と昔から言われてきたが、それって間違いじゃないと思えてくる。さらに驚いたことに隣にあったAstell&Kern『AK380』に接続したシステムの方がもっと解像度が高く音場感に優れていたことだ。やっぱりノートPCはノイズの元なのか! 話を戻すと『AK380』+『Hugo 2』の音がヤバイ。このシステムを借用して自宅のパワーアンプに接続して聴いてみたい。もしかすると30万円クラスの据え置き型DACを凌駕する音が出るかもしれない。

一般的に解像度の高いDACの音は、粒立ちがよくなり、立ち上がり立ち下がりも早くなるため、エッジの立ったシャープな感じに聞こえることが多い。しかし、『Hugo 2』の場合、解像度は高いがクールに聞こえずにむしろウォーム、ホットな曲はホットに再現される。デジタルカメラに例えるなら、シャープネスを上げて輪郭を強調することでピントをカリカリに見せるカメラではなく、ローパスレスの大型センサーを搭載して、どこまで拡大していっても細部がどんどん見えてくる感じ。一見すると輪郭はなめらかで自然な写真が撮れるカメラが『Hugo 2』なのだ。

 

デスクトップでハイレゾを楽しめそうなシステム。私の愛用するFitEar『Air』を接続したら、BA型+ダイナミック型のポテンシャルのすごさを再確認できた。
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『Mojo』にハイレゾプレーヤー機能が加わる『Poly』にも大注目!

日本でも人気のDAC内蔵ポタアン『Mojo』にケーブル不要でドッキングする外付けモジュール『Poly』が発表された。ポリーとはギリシャ語で多いを意味する言葉で、多くの機能があり、多くの接続方法を持つためポリーと名付けられた。『Poly』を『Mojo』に接続すると、ワイヤレスネットワークプレーヤー機能とmicroSDカードプレーヤー機能が使える。ネットワーク機能としては、Wi-Fiで「DLNA」「AirPlay」「roon」のワイヤレスストリーミング再生に対応。またBluetoothにも対応している。ただしaptXには非対応。操作はスマホにインストールしたMusic Play Daemonアプリを利用する。接続は2基のmicroUSB端子を使用する。『Poly』には2200mAhのバッテリーが内蔵されており、約9時間の連続再生ができる。充電時間は約4時間である。『iPhone 7』などをWi-Fiで接続すればAirPlay再生ができる。また、DLNAを使ってNASの楽曲データにアクセスしてストリーミング再生もできる。しかし、『Mojo』+『Poly』だけでハイレゾプレーヤーのようには使えない。価格はイギリスで499ポンドなので換算すると約5万6500円になる。日本での発売時期価格は未定である。

 

ブラックボディーの『Poly』を合体させると一体型に見える。専用ケースも発売予定。
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