DAC・ポータブルアンプ

2016年11月7日

【ハロウィンネタも登場!】相変わらずカオスが渦巻く「Music With 規格外」 秋のヘッドフォン祭2016まとめ〜番外編

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10月22日、23日の2日間にわたり、東京中野のサンプラザ中野にて「秋のヘッドフォン祭2016」が開催された。200以上のブランドの中から新製品を中心にレポートをお届けする。今回は番外編の「Music With 規格外」ブース紹介!

 

Music With 規格外はメーカーではなく、ユーザーグループとしてヘッドフォン祭に初期段階から参加している由緒正しい出展者なのだが、展示方法やデザインが怪しいため、マニアックな雰囲気を醸し出している。しかし、内容的には高度な展示をしており、近年は平面磁界駆動型ヘッドホンの自作でも注目を集めている。ぜひ、スルーせずに気軽に声を掛けて試聴してほしいブースなのだ。

今回はハロウィンネタとして「トリック or ばかうけ」ヘッドホンアンプを制作。回路はヘッドホンアンプの定番として、オペアンプOPA2134で設計されたChu Moyアンプと出力段にダイヤモンドバッファを組み合わせ24Vで動作させているそうだ。ポイントは缶の中にお煎餅の「ばかうけ」が入っていること。あとはFOSTEX『MODEL-80』という1984年に発売された業務用の1/4インチ8トラックレコーダーを修理して、持参したCDを録音してテープの音を聴かせてくれるというイベントを実施。カオスの中で燦然と輝いていたのが自作の「AK4495 DAC」とヘッドフォンアンプ。いち早く旭化成の国産DAC、AK4495EQを搭載。18Vで動作させ、電源トランスにノグチトランス「PMC-2402W」、出力トランスには受注生産品のアムトランス「LL1538XL」を使用するなどパーツにもこだわった音質追求型の逸品。エッチングで作った自作の基板で回路をモジュラー化して、それらを配線でつないでいるのだが、この枝振りが真空管アンプの内部配線、伊藤喜多男流を思わせる美しさである。ちなみに平面磁界駆動型ヘッドホンは初日の午前中に落下事故があり、本人が修理を試みたところボイスコイルを断線してしまいヘッドフォン祭期間中の修復は絶望的になってしまったという。初日の午前中から会場にいたのに音を聴かなかったのが心残りである。

 

主催者が作成したヘッドホンアンプ「トリック or ばかうけ」は青色LEDの照明付き!
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回路は全て缶のフタ裏側に実装され、缶の中にはハロウィンで配るお菓子が収納できる。
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