スピーカー

2016年11月26日

高域45kHzを再生するハイルドライバー搭載 無指向性スピーカーEgretta『TS1000F』を体験!

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ツイーターにハイルドライバーを採用

広島のオオアサ電子のAV機器ブランドがEgrettaである。今回登場する新製品は、12月14日発売予定の無指向性バスレフ、タワー型スピーカー『TS1000F』(ペア35万円)だ。

Egrettaにはもともと無指向性バスレフ、タワー型『TS1000』があった。φ13cmのコーン型ウーハー+ツイーターの2Way構成で高さ92cm。再生周波数帯域44Hz〜25kHz。『TS1000F』はこれをベースにツイーターをハイルドライバーに変更、高さ96cmにしてリフレクターや内部構造まで改良した新作無指向性スピーカーである。ハイレゾ対応になり44Hz〜45kHzまで高域を伸ばしている。

ハイルドライバーとはDr. Oscar Heilによって1972年に発明されたスピーカーの方式で、ESS『amt1』のツイーターとしてデビューを果たした。現在ではAMTはAir Motion Transformerと呼ばれることが多い。ELACではJET(Jet Emission Tweeter)と呼びハイエンドモデルのツイーターに使われていることで有名だ。その作動原理は磁界内に置かれアコーディオン状に折りたたまれたダイヤフラム内の導体に電気信号を流して、隣同士のプリーツの吸引と反発により、その間を空気が出入りするという仕組みだ。リボン型よりも小口径で能率的に空気を振動させることが可能で、特性がフラットと言われている。ダイヤフラムの素材には通常、カプトンを使いアルミの電極をラミネートしている。カプトンはデュポンの商品名でポリイミドフィルムのこと。−269度から400度の範囲で安定した特性の透明な黄金色のフィルムで、フレキシブルプリント配線板や電気絶縁材料として人工衛星などにも使われるハイテク素材である。『TS1000F』のハイルドライバーにはポリーマー・クレイ・コンポジット商品名「タフクレースト」と呼ばれる新素材が初採用された。粘土鉱物の一種であるタルクを主原料としてポリイミドを組み合わせたフィルムがタフクレーストである。カプトンを上回る性能を持ち耐熱温度は約450度、難燃性、熱線膨張率、熱収縮性、水蒸気透過率、熱伝導性に優れている。このフィルムを使うことでハイルドライバーの高域再生限界を45kHzまで伸ばしているのだ。

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