アナログ

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2017年5月11日

【自作平面駆動ヘッドホンからフォノイコまでレアアイテムが続々!】春のヘッドフォン祭2017まとめ〜アナログ&規格外編

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4月29日、30日の2日間にわたって中野サンプラザで開催された「春のヘッドフォン祭2017」のまとめ8回目。今回は注目のアナログ&ユーザーグループ編をお届けする。

 

いち早く平面振動板とバランス接続アンプの自作に取り組んできた Music with 規格外

ポタ研でも活動している自作派ユーザーグループ「Music with 規格外」のブースがない! と思ったらロビーの洒落たクロークカウンターがブースで見逃していた。常にポータブルCDプレーヤーなどを山積みにしていたのだが、今回は自主規制したのだろうか、いつもよりも盛りが少ない。とはいえ、豊富な自作機が試聴可能な状態で展示されていた。毎回、新作を発表する平面振動板ヘッドホン製作者のKeiさんは「水面」の完全新作を持ち込んだ。しかし、デザインが前作の「水面」とほとんど同じなので一般人にはわかりにくい。漆を赤くするとか外見上のインパクトが欲しかったよ。その音を鳴らすのも自作のDACに自作のヘッドホンアンプと抜かりはない。その音は今まで一番いいというだけあって、低域から高域までほぼフラットで、音色はウォーム、刺々しい音は一切出ない。パッと聴きにはダイナミック型みたいな音だ。初号機から低音がでないと言われ続けたので、ハウジング構造などを改良したら、割と普通の音になったようだ。次回は全体の底上げではなく高域に絞って平面駆動振動板らしさをアピールしてほしい。とか勝手なことを書いているが、コイルを巻くのが超大変なのでヘッドホンの自作には頭が下がる。

その隣に控えていたのが、主催者が作ったポタアンの新作。今回は何とケースを外注したので、外見は市販品のような完成度である。そして中身もいつもよりは全然、キレイだ。完全バランス駆動でポイントは3端子レギュレーターを使った電源部だっけ? ICレコーダーの電池切れで録音できてない……. このアンプはONKYO『DP-X1』にぴったりスタッキングできるように設計され、四隅を輪ゴムなどで固定するとスクリーンを隠さず固定できるのがミソ。それから、バランス接続にφ2.5mmだけでなくφ3.5mmにもケーブルを接続している。これはGNDをとるためのケーブルなのだ。確かこの方式で2本挿すバランスケーブルをマス工房も発売していた『model404WC2』である。内部構造は不明だがAstell&Kernの『AK240』用バランスケーブル『PEF11-AK-BALANCED-CABLE』も2本挿しだった。こんど私もケーブルを作る時に真似してみよう。イメージ写真の真空管アンプは、前回のポタ研で開催された「Nutube 6P1」を使った自作アンプ「Nutube 式卓上エナジーアンプ」の真空管版で、伝統的な真空管を使うと音がさらにまろやかで優しくなることを実感。

 

新しく生まれ変わった「水面」は水面のデザインが従来とは異なる。
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前回も展示された手作りの完全バランス駆動DAC。今回はAKM/AK4495のプレミアムバージョンであるAK4495SEQを搭載したそうだ。差動二段でダイヤモンドバッファを搭載している。上に乗っているのは自作ヘッドホンアンプと音源の入った『AK100II』。
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こちらもバランス出力対応のヘッドホンアンプ。Technicsの開発したクラスAA回路を搭載したという。
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