イヤホン

2017年4月1日

【ポータブルオーディオLab】6BAのユニバーサル型イヤモニ Audiofly『AF1120』はこんな人にオススメ

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ワイドレンジか音像定位か、それが問題だ

イヤモニの誕生と共に注目されたのがBAドライバーである。元々は補聴器に使われていたので、ボーカル帯域の再現性に優れていたが、再生できるレンジが限られており、イヤホン向きではなかった。これをイヤモニの神様(ジェリー・ハービー氏)が、カスタムイヤモニで容積を稼げたハウジングにマルチWayで搭載した。しかし、スピーカーの場合でもわかるように、音像定位と音場感が最もいいのは小口径のフルレンジ、タイムドメイン型スピーカーである。もちろん、ナローレンジで低音が出ないという弱点がある。ワイドレンジを目指せば、3Way、4Wayのマルチ、フロア型、大容量、ダブルウーハーになるが、帯域ごとに音を仕分けするネットワークが必要となり、位相が乱れ、音像定位と音場感的には不利になってくる。

BAマルチドライバーのイヤモニにも同じ問題が発生する。ハイエンドモデルともなれば6ドライバー、12ドライバーと数が増えて低音の量感が出てワイドレンジになるが、位相管理がキチンとできないと音像定位が悪くなってくる。そこに注視して設計されたのが、オーストラリア発のモニターイヤホンAudiofly『AF1120』である。6基のBAドライバーを搭載。ネットワークにバターワースフィルターとパッシブフィルターを併用して自然なクロスオーバーを実現したという。イヤーピースはコンプライとシリコンの3種類が付属。リケーブル対応で、電磁波ノイズの混入を防止する「AudioflexSL TwistCable」を採用。このケーブルは非常に柔らかくてしなやかでタッチノイズも出ない。

 

半透明のシェルは小振りで6ドライバーとは思えないサイズだ。ケーブルはSHURE掛け方式だ。
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