アナログ

2017年1月29日

ティアックから上質なデザインと高性能を両立した “ピュア” アナログターンテーブルが登場

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ティアックは再燃するアナログレコードブームに応え、上質なデザインと高性能を両立したアナログターンテーブル『TN-550』を、全国のオーディオ店および量販店を通じて2月4日より販売を開始する。

今回発売となる『TN-550』は “上質なデザイン” と “アナログターンテーブルとしての高い基本性能” の両立を設計コンセプトとしており、近年の需要にマッチした製品。現在発売中のフォノアンプ内蔵アナログターンテーブル『TN-570』から、MM型カートリッジ対応フォノイコライザーアンプと光デジタル出力、USBデジタル出力機能を取り除いた、純粋なアナログターンテーブルとなる。つまり外部フォノイコライザーの使用やカートリッジの交換など、レコード鑑賞の奥深い楽しみ方を追求するアナログファンのためのターンテーブルといえる。

回転系には、ダイレクトドライブ方式に匹敵する高い回転精度のベルトドライブ方式を採用。プラッター回転軸の直下に取り付けられたエンコーダーの回転を非接触の光学式センサーが判読。プラッター自体の回転が正確な速度を保つように回転制御アルゴリズムがプログラミングされたマイコンにより、DCモーターを制御するシステムだ。プラッターが設定した速度から僅かにズレた場合、正しい速度に戻るまでモーターの回転数を微調整して、プラッターの回転が常に正確な速度を保つよう制御していく。

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一般的なベルトドライブ方式ではモーター自身の回転数を一定に保つよう設計されており、ベルトの伸びやスリップに起因するプラッターの回転数の僅かなズレまでを補正しきれず、これを補うためにプラッター自体の質量を大きくして慣性モーメントを稼ぐなどの対策が必要だった。これに対して『TN-550』では、この回転数自動調整機構(PRS3:Platter Rotation Sensing Servo System)によって薄型の筐体を維持しながら、重量級のハイエンド・ターンテーブルやダイレクトドライブ方式に匹敵するワウ・フラッター0.1%以下、回転検出精度+/-0.05%を実現している。

質量の大きい円盤ほど慣性モーメントが大きく、安定した回転を長く維持する特性があるため、レコード盤を乗せて回転するプラッターは重いほど有利になる。そのため『TN-550』では、厚さ16mm、重さ約1.4kgのクリアアクリル樹脂製のプラッターを採用。クリアアクリルは光の加減によってクリスタルのように美しく輝き、カッティングマシンによって刻まれた音が蘇るまさにその瞬間をエレガントに演出するだけでなく、その大きな質量によって安定した回転を維持する。また、スピンドルの軸受部にはカーボンコーティングを施すことで回転部の摩耗に対する耐久性を高めるとともに、わずかな摩擦によっても発生する静電気を抑制し優れた静電性能を獲得している。

筺体は天然石に比べて均質な密度を持つ人造大理石と高密度MDFを貼り合わせた2層構造のキャビネット(Dual Material Chassis)を採用。2つの素材の間にラバーを挟み制振性を高めると同時に、固有振動数の異なる2つの素材を組み合わせることで共振の発生を抑制し、高いハウリングマージンを達成している。また、美しい大理石模様はフラッグシップ・モデルに相応しい圧倒的な存在感だけでなく、制振性向上のためにキャビネット自体の質量を大きくする意味でも優れており、薄型でスタイリッシュな筐体ながら本体約9kgという十分な重さを実現。リジッドな構造によって高いハウリングマージンを確保した。

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トーンアームは正確なトラッキングを可能にするアンチスケーティング機構を備えた、高さ調節機能付きスタティックバランス型S字トーンアームを採用。約6mmの範囲でトーンアーム自体の高さを変えることができ、使用するヘッドシェルやカートリッジの形状に合わせて最適な高さにセッティングすることができる。

カートリッジは、ユニバーサルタイプのヘッドシェルに素直な音質に定評のあるaudio-technica製「AT100E」相当のカートリッジをあらかじめ装着。購入後、すぐにレコード再生を楽しむことができる。また、トーンアームとヘッドシェルの金属接点部には、酸化による接点不良が原因で音質が劣化するのを防ぐ金メッキが程こされている。

『TN-550』の価格はオープン価格で、予想実勢価格は約9万9800円。

■製品情報
https://teac.jp/jp/product/tn-550/feature

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